2017年4月21日金曜日

pcbgogoを使ってみた


先日、受託した装置のために久しぶりにユニバーサル基板を使ったのですが…ユニバーサル基板にちょこっと部品を載せるだけで2時間かかってしまいました。

基板起こした方が良いかなぁと考えている時に、PCBGOGOの広告が目に止まりました。基本料金でも注文から3-4日で発送とのことで、週末メーカーの私としては、それなら週末に設計して翌週に実装、というサイクルで仕事できます。

ってことで、小一時間かけてEagleで設計して発注してみました。elecrowと多少手順は異なりますが、基板の色、納期、出荷方法(DHLかFedex)を選ぶと価格が表示され、Gerberを添付してPayPalで支払うのはだいたい似たような感じです。50x100mm、白レジスト、1.6mm、FedExを指定して約2500円でした(為替レートにより変わります)。ElecrowでOCS/ANAを指定した場合と同じような金額です。

違うのは日曜日も工場が動いているということと、Webから制作過程を細かく確認できるという点。elecrowで土曜日発送に間に合わないと月曜日発送になってしまうので微妙に辛いんですよね。制作過程は別に無くても良いんですが、とりあえず「おお、もう穴あけまで!」と確認できるのはちょっと楽しいです(笑)。

さて、4月14日に発注して17日Fedexで発送。到着予定20日〜18:00って出て、一度税関遅延で伸びそうになったけど無事20日の午前中に到着。

で、基板ですが、仕上がりは上の写真の通りきれいです。エッジの処理もしっかりしていて、Elecrowのprototypeよりも格段に上です。Elecrowだとガラス繊維がびよんと飛び出していることがあったりしますからねw 緑1.6mm以外を指定するとElecrowはシルクがかすれたりズレていることが多いのですが、白1.6mmでもイケるのはありがたいです。

ただ、残念ながら、裏面のレジストが少しズレています。全部ではないですし、ハンダ不良につながるほどではありませんが、0.5mm QFPなどだと問題になるかもしれないです。Elecrowではレジストがこんなにズレていたことはなかったです。

ということで、精密なパターンの基板であれば緑1.6mmを指定してElecrow、それ以外ならpcbgogo…というのが現在の評価です。

よっぽど急ぎや簡単なものでない限りは、ユニバーサル基板使わなくても良さそうです。

…と書いていたところに、先日、何かのついでに注文した激安ユニバーサル基板が届きました。10枚350円。いつかこれを全部使い切る日が来るのでしょうか?(遠い目

1 件のコメント:

  1. そうですね、レジストには不安がります。(ずれ、亀裂(顕微鏡レベルですが、基板の耐電圧?)
    試作は特殊な部品以外は手実装、リフローでOK見たいです、PGAには不安が残ります。量産基板(10面付600シート)は国産と比較は出来ないレベルでした。フレキ基板は装置が良いのか国産レベルです。(パターン0.05mm迄問題ない))です。しかし現在はコロナの影響で納期は遅いが、通常の基板なら1週間で手元に届き安価なので試作回数が稼げます。10層以上は?です。

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